こんにちは、10Mのねこすけです。

高年収をめざすなら、手っ取り早い方法が「コンサル転職」ですよね。

昔から体力には自信があるし、多少の激務は苦にならない。

頭の回転も悪くない方だし、顧客との交渉だって得意。

  • 年収がガッツリ上がる
  • 自分も成長できる
  • 世間的にもあこがれの職業

それなら、やってやろう!やってやろうじゃないの!

そう思い、2年前、ぼくは思い切って外資コンサルの世界に飛び込みました。

そして、入社から2か月後、

 

鬱病になりました。

 

※以下の内容は、あくまでぼく個人の体験談です。

 

 

激務、言葉の暴力、歩んできた人生の否定

憧れのコンサルタントになったぼくを待ち構えていたのは、

通称「Mr.チャイナリスク」、中国人パートナーのX氏(仮名)でした。

僕の平均的な勤務時間は午前8時~午前3時。毎日がタクシー帰りです。

慣れない外資コンサル流の資料作成に苦戦する日々・・・

夜中まで続く、X氏による説教・・・

X氏からは、妻と離婚して20代の貴重な時間を職務に捧げよと迫られ、

昼夜も休日もなく働き続けるぼくの心身は、急速に疲弊していきました。

「お前は俺の後継者になれ。今の苦労は将来の成長につながる」

X氏のお決まりの文句を繰り返し聞きながら、

ぼくはどんどんと激務の泥沼にはまり、

やがて自分が限界を超えて疲れていることも分からなくなっていきました。

 

 

心身の異常は、自分では気が付けない

ぼくの心とからだが壊れてきていることを、

気づかせてくれたのは、妻でした。

 

「無理しないで帰ってきて」と電話をする妻に、

「今が大切な時期なんだから、余計な電話をかけるな」と怒鳴ったこともありました。

 

仮眠を取ろうにも口元の痙攣が止まらずに眠れないぼくを、

無理やり会社を休ませ、精神科に連れて行ったのも、妻でした。

 

精神科で薬をもらい、医師と相談する中で、

ぼくは、自分が限界を超えてしまったことを始めて理解することができました。

 

 

最期の力を振り絞って逆襲。そして休職

オフィスに近づくだけでX氏の幻聴が聞こえるような状況の中で、

ぼくは、社内倫理委員会にX氏を告発するための記録を作り始めました。

  • 何月何日に何を言われてどう思ったか
  • そのときの同席者はだれか

震える手で、X氏の暴言をレコーダーにも残しました。

そして、妻の支えを得ながら、すべての記録を整理したのち、

ぼくは社内倫理委員会に連絡を取り、X氏を告発し、休職に入ったのです。

 

 

長い休職生活、鬱症状の揺り戻しに苦しむ日々

休職届を出した日は、開放感に満ちていました。

一人で秋葉原の猫カフェに入り、自由を掴んだ喜びに震えました。

しかし、このときはまだ、ぼくは鬱病の本当の苦しみを知りませんでした。

何度も繰り返すX氏の幻聴。悪夢で目が覚める日々。

このままではいけないと思いながらも、自由に心と体が動かず、

焦りと自己嫌悪だけが増幅されていきました。

 

 

復職、そして独立

8か月の休職を経て、僕は会社の別部署に復職しました。

 

そして、2か月間、軽めの業務を行ったのち、

正式に退職届を出しました。

今は、実家の仕事を手伝いながら、ただただ、心と身体を休めることに努めています。

 

鬱病は完全に治ることはない病気です。

会社を辞めた今でも、どうしようもできない心のざわつきが、不意にぼくを襲います。

 

10Mでは、外資コンサルでぼくが見たこと、感じたことをありのままにお伝えすることで、

夢を抱いて外資コンサルへの転職を検討される方々が、

僕のようにつまずかなくて済むように、

何かの助けになれればと思っています。