こんにちは、ねこすけです。

戦略コンサルとして多くの上場企業のクライアントと接してきた中で、

話すのが上手な人ほど順調に出世する

というのは真理だなと感じています。

もちろん、コツコツと地道な作業をする人たちがいてこそ会社は成り立つのですが、みんなの記憶に残りやすく評価されやすいのは、間違いなく「話すのが上手な人」です。

今回は、人前で話す力を鍛える「1分間スピーチ」のテクニックをお伝えします。 

1. 「1分間スピーチ」があなたの話す力を鍛える

1.1. 簡潔に話をまとめる「論理力」が育つ

「1分間スピーチ」を行う機会は、懇親会や朝礼など、意外と多いものです。

「1分間スピーチ」では、短い時間で、相手にしっかりと伝わる内容を構成しなければなりません。ムダなことをしゃべる余裕がないからこそ、効果的に論理構成スキルを身に着けることが可能です。

1.2. 練習の成果が出やすい

数十分の本格的なスピーチに比べて、「1分間スピーチ」であればスキマ時間に反復練習しやすく、しゃべる訓練として最適です。

「1分間スピーチ」に、根拠や事例などを補強することで、3分間、5分間のスピーチでも、問題なく対応できるようになりますので、普段から準備しておく習慣をつけるとよいでしょう。

2. 「1分間スピーチ」のコツ

2.1. 息継ぎを意識し、出来るだけゆっくりと話す

内容以上に重要なのが、スピーチしている本人が落ち着いて話すことです。

スピーチに慣れていない人だと、どうしても、早口になったり、自分のことに精一杯になってしまいがちです。ジュニアならそれでも応援してもらえるかもしれませんが、そのレベルに甘んじていては、周囲に評価されるスピーカーには成長できません。

スピーチは、思った以上に双方向的なアクティビティです

上級者スピーカーは、スピーチの内容以上に、スピーカー自身の愛嬌や人間味で聴衆を楽しませています。余裕を持って、聴衆一人一人の顔を見て語りかけるようにスピーチすることで、聴衆は自然とあなたの話に引き込まれていきます。自分だけの世界に入り込んでしまうのは厳禁です

2.2. テーマは広げ過ぎない

聴衆との双方向性を意識しながらゆっくり話すことを意識した場合、250~300字、多くても350字程度の分量が限度です。テーマは1つか2つまでに抑えておくとよいでしょう。

聴衆の笑いが終わるのを待ったり、上司のツッコミに対応していると、あっという間に持ち時間が切れてしまうケースもあるので、場合によっては一部の話を切り捨てることも想定しておきましょう。

2.3. 時事ネタを盛り込む

時事ネタは、聴衆の関心を惹きやすく、気の利いた印象を与えることが可能です。仕事や職場とリンクさせる形で、前向きな話題に盛り込むと上手くいきやすいです。(例:「One Teamで頑張りましょう!」)

一方で、政治的な話、野球の話、極度に趣味的な話は、相手に嫌われる危険が高いので控えた方が無難でしょう。

2.4. その場の流れに柔軟に対応する

直前に喋った人が聴衆の大きな笑いを取っていたりすると、直後に話すのは難しいものです。そう言った場合は、直前に喋った人の話題に乗っかったアドリブを差し込むと、聴衆を一気に自分の味方につけることができます

また、後の予定が立て込んでいるような場合には、用意してきた文章にこだわらず、手短にまとめて終わらせた方がスマートです。

あくまで、スピーチは双方向性が重要なので、常に聴衆がどんな様子かを観察する余裕を持っておくように心がけましょう

いかがでしたでしょうか?

「1分間スピーチ」の目的は、笑いを取ったり、インパクトのあることを話すことではありません。内容は、時事ネタや最近気になることなど、どんなことでもよいので、余裕を持って、前向きに、自分の言葉で聴衆に話しかけることが、成功への近道になります。

一目置かれるスピーカーを目指して、ぜひ頑張ってみてください!