こんにちは、ねこすけです。

最近は、大手コンサルティングファームはどこも採用を強化しており、

コンサル経験の無い20~30代の中途入社もどんどんと増えています。

※某外資系有名ファームでは、8割以上の社員が事業会社出身といわれています。

しかし、思い切ってコンサルティングファームに飛び込んでみたはいいものの、

生え抜きのキラキラコンサル達から、自分がどう見られているかって気になりますよね。

そこで今回は、

コンサルティングファームで好かれる/嫌われる中途採用社員

についてお話したいと思います。

 

若手社員はあなたのことを厳しくチェックしている

30歳前後で外資コンサルに入社した場合、ファームによって前後はありますが、

大体年収800~1,200万円といった辺りのが相場になってくるかと思います。

大卒2-3年目の若手生え抜きコンサルタントからすると、

コンサル経験もない年上社員が、自分よりも数百万円高い給料で入ってくるのだから、

もちろん気になります。

コンサルの新卒研修では、美しいプレゼン作りのテクニックや頻出ショートカット、ロジカルシンキングなどを徹底的に学びます。

厳しい修行を経た若手社員は、あなたが年収1000万円にふさわしいかを、鋭くチェックしているのです。

 

パートナーになるための熾烈な昇格争い

ファームでは、パートナーになれるかなれないかが、一つの分かれ目になります。

パートナーの使命は、自ら案件を獲得し、売上金を積み重ね、新たな成長分野をファーム内に創出することです。

別格の給与

破格の裁量

上場企業経営者と正面からわたり合う緊張感

皆が虎視眈々と狙う存在、それこそがパートナーです。

一握りの社員しか到達できない頂を目指して、多くのシニアコンサルタントが日々しのぎを削っています。

あなたがあんまりだらしないようだと、悪い噂はあっという間に社内を駆け巡ることになります。

 

こんな中途社員が嫌われる!

下記では、私が実際に出会った「嫌われる中途社員」たちを紹介します。

 

①事業会社のノリで、働き方に文句をつけてくる中途社員

某自動車メーカーから転職してきた30歳過ぎのAさんの口癖は、

「この会社は、若手を甘やかしすぎだ」

ファームやチームの文化によりけりではありますが、多くの場合、定期報告以外で、若手コンサルタントの働き方に厳しく介入することは稀です。

そうしたファームの雰囲気に慣れることができず、やたらと後輩の働き方に介入するAさんは、

「口うるさいが、資料はしょぼい先輩」として総スカンを食らってしまいました。

 

②行動・コメントがロジカルでない中途社員

製紙業界から転職してきた30代半ばのBさんは、

チームに溶け込むことを重視し、積極的に仲間と話す機会を持とうとしていました。

ただ、問題解決に至る道筋を自分の頭の中で十分に整理できていないため、

いつも無駄な作業をして残業していたり、トンチンカンなコメントで部下を困らせていました。

当初はBさんに報告を行い、指示を仰いでいた若手コンサルタント達も、

次第に一足飛びにBさんの上司に報告を行うようになり、Bさんの居場所はなくなっていきました。

Bさんの作成するスライドは、整理の不十分な貧相な図表とあいまいなメッセージばかりであり、

すっかり自信を喪失したBさんは4か月後に退職していきました。

 

③自分のバリュー、ポジショニングをやたら口に出す中途社員

大手自動車メーカーから転職し、自身満々の30歳のCさん。

モビリティ領域のパートナーから一本釣りされ、多くの打ち合わせに専門家として引っ張りだこなCさん。

常々、若手生え抜きコンサルタント達に、

「自分のバリューは、自動車の技術面からの知見を提供すること」

「XXXさんのいうことは、事業会社の視点からはおかしいですね」

といった形でマウンティングをかけまくっていました。

若手コンサルタントは、Cさんの虚勢などお見通しです。みな、

「プロフェッショナルなら背中で示せ」

と思っており、

具体的な優れたアウトプットをなかなか出さないCさんに辟易していきました。

 

④上下関係にうるさい中途社員

鉄鋼業界から転職してきた20代後半のDさん。Dさんは直属の若手コンサルタントが、自分のロジックにいちいち反論してくるのが気に入りません。

「上司のいうことには従え」

「つべこべ言わずに作業しろ」

憤るDさんでしたが、若手コンサルタントは周囲に不平を漏らします。

ファームでは、上下関係よりもロジックとアウトプットがすべてです。

論理に勝る若手コンサルタントの主張が共感され、Dさんの悪評は瞬く間に広がっていきました。

 

コンサル未経験者に求められるバリューとは?

特定産業・分野に関するエキスパートとしての知見」です。

事業経験者ならではの気づきは、プロジェクトのアウトプットの信ぴょう性を大きく高めます。

ファームの生え抜きコンサルタントはロジカルシンキングのプロですが、

彼らにはない強みを発揮することで、未経験者でもチームから絶大な信頼を得ることができます

ただし、先の登場したCさんのように、口ばかり威勢がいいというのも問題です。

ファームの作法に従い、確かな成果と実力で信頼を勝ち取ることこそが、成功への唯一の道なのです。

ただ、基礎スキルの低い上司に部下は付いてこない、ということには注意しておきましょう。

 

張り切りすぎず、謙虚に自然に自分のできることを探そう

コンサルタントは、チームワークが命です。

パートナーの座を賭けた熾烈な競争があるのは事実ですが、仲間の信頼が無ければ、決して上質なアウトプットは生まれません。

マウンティングばかりしていると、周囲の心はすぐに離れてしまいます。

資料作成やロジカルシンキング等のコンサル仕事術に関しては、生え抜きコンサルタントに一日の長があります。

謙虚に、他のコンサルタントの仕事を学びつつ、

自分の強みを徹底的に考えたうえで、+αの価値をどう出すのかを意識し、

確かなアウトプットを積み重ねていきましょう。

そうした努力を重ねれば、周囲は必ずあなたを認めてくれます。